この記事で解決できる悩み
・FXの自動売買ってどんな仕組みなの?
・自動売買のメリットやデメリットって?
・選び方やおすすめのFX会社が知りたい!
今回の記事では、上記のような悩みをお持ちの方に「自動売買の仕組み・種類」や「メリット・デメリット」、さらに「選び方のコツやおすすめのFX会社」を詳しく紹介します。
なぜなら、私もこの記事を読んで「自動売買の特徴を知って、自分に合った自動売買を使いたい!」という悩みを解決できたからです。
◆FXの自動売買とは?
それではまず、「FXの自動売買とはどういうものか?」からみていきましょう。
自動売買はこんな仕組み
FXの自動売買とは、エントリーや決済のルールを組み込んだプログラムを使って、自動的にFX取引ができる仕組みのことです。
「システムトレード」や「シストレ」と略されることもあります。
自動売買の反対語は「裁量トレード」といい、トレーダー自身がエントリーや決済のタイミング、取引数量などを全て決める取引方法です。
裁量トレードだと自分で取引する手間がかかりますよね。
自動売買を使えば、仕事や家事や勉強で時間が取れない人でもプロ並みの取引ができ簡単な設定なので、人気があります。
自動売買には5種類ある
自動売買の概要の次は、どんな種類があるのかを紹介します。種類は全部で5つです。
- リピート注文型
- ストラテジー選択型(ミラートレーダー型)
- ストラテジー選択型(オリジナル系)
- ストラテジー自己設定型
- ストラテジー開発型
たくさんあるように見えますが、それぞれの特徴を以下で解説しますので、ひとつずつ理解していけば大丈夫です。
リピート注文型
「iサイクル注文」や「ループ・イフダン」、「トラリピ」などと呼ばれるものがリピート注文型です。
リピートとは英語で「repeat」と書き、「繰り返す」という意味です。
つまりリピート型注文とは、前もって設定しておいたエントリー・決済条件に従って売買を「繰り返す」自動売買をさします。
リピート注文型は、FXの知識がなくても相場が動いていれば利益が出せる簡単な自動売買です。
ですが、「トレンド相場」は不得意なので注意しましょう。
なぜなら、トレンド相場は一定の値幅で上げ下げを繰り返す動きをしないので、自動売買プログラムがリピートしたくてもできないからです。
リピート注文型の自動売買が得意なのは、上下運動を繰り返す「レンジ相場」です。
一定の値幅でエントリーと利確をリピートできるので、安定的に利益が出せます。
ストラテジー選択型(ミラートレーダー型)
ストラテジー選択型の自動売買には、「ミラートレーダー型」と、次に説明する「オリジナル系」の2種類があります。
まず言葉の説明からしますと、「ストラテジー」とは英語で「strategy」と書き、「戦略・作戦」などの意味です。
つまり、ストラテジー選択型とは、戦略(=プログラム)を自分で選ぶタイプの自動売買ということです。
さらに「ミラートレーダー」は英語で「mirror」と「trader」に分解できるので、投資家を鏡に映したようなイメージです。
実際は自分以外のトレーダーが作った自動売買プログラムを鏡に映したようにコピーして使うことを指します。
ストラテジー選択型の代表例は「セントラルミラートレーダー」や「シストレ24」です。
FX初心者でもプロのストラテジーを使って稼げるメリットがあります。
しかし、過去の相場では通用しても、将来的には思うように利益が出せなくなることもあるでしょう。
そんな時は、開発者が定期的にプログラムを更新しているものを選びましょう。
ストラテジー選択型(オリジナル系)
先ほどのミラートレーダー型の自動売買では、ひとつの自動売買ツールに対してひとつのストラテジーを組み込んで使います。
一方オリジナル系のストラテジー選択型は、複数のストラテジーの中から好きなものを選べ、自由度が高いという特徴があります。
そのため、ある程度自動売買に関する知識や経験を持つ中級者以上に人気のツールとなっています。
「みんなのシストレ」がストラテジー選択型(オリジナル系)の代表例です。
ストラテジー自己設定型
ストラテジー自己設定型とは、名前の通りトレーダー自身がストラテジーの設定を行うタイプです。
設定する人のスキルが高ければたくさん稼げる可能性が期待できますが、初心者には不向きだといえます。
ストラテジー開発型
ストラテジー開発型もその名の通り、自分でストラテジーを開発するタイプです。
こちらはストラテジーの設定だけでなく作り出すスキルが必要なので、上級者向けの自動売買だといえます。
裁量トレードで利益を出してきた熟練トレーダーが、自身のトレード理論を自動化して、安定的に利益を出すために使うことが多いです。
自動売買のメリット
ここからは自動売買にはどんなメリットがあるのか紹介します。
- 24時間自動で売買してくれる
- 高度な知識が要らない
- 感情と切り離してトレードできる
上記の3つのメリットについて詳しくみていきましょう。
24時間自動で売買してくれる
自動売買を使えば、仕事中も睡眠中も、平日24時間休みなくFX取引をしてもらえます。
さらにスマホやパソコン・タブレットを操作する手間がなくなるので、時間を有効活用できます。
プログラムが常に相場を監視しているため、エントリーと利確のチャンスを逃さずに済むというメリットもあります。
生活に忙しくてFXのための時間が確保できない人は、自動売買を使ってみてはいかがでしょうか。
高度な知識が要らない
高度な知識がない初心者でもFXで運用できるメリットがあります。
FXではローソク足やテクニカル分析に関する専門用語がたくさん登場しますし、世界各国の経済情勢にも精通する必要があります。
本やネット、セミナーで勉強できる時間と根気がある人なら良いのですが、全員がそういうわけではありませんよね。
そんな時は自動売買を使えば、専門的な知識や長年の経験がない初心者でも簡単にFXができるのです。
感情と切り離してトレードできる
自動売買は裁量トレードと異なり、人間の感情が入らないため、利確・損切りを確実に執行して公平なトレードができます。
- 含み益が出ると欲が出て、利確を遅らせているうちに相場が下落して、利確を逃してしまった
- 決済した後に相場が戻るかもしれないと思うと損切りができず、ロスカットで大損した
こういった状況は、裁量トレードによりルールを守れないのが原因で起こります。
そんな時は自動売買を使い、あらかじめ設定したエントリー・決済条件を確実に執行させましょう。
そして、利確を逃す・損切りできずに大損するということをなくしましょう。
自動売買のデメリット
一方、自動売買には次のようなデメリットが2つあります。
- ファンダメンタルズによる相場の変動に対処できない
- 自動売買プログラムによって得意不得意がある
それぞれのデメリットについて、以下で詳しくみていきましょう。
ファンダメンタルズによる相場の変動に対処できない
自動売買では、経済指標や要人発言といったファンダメンタルズによる相場の変動には対応できないのです。
大きなニュースが出ると、相場はテクニカル分析では説明がつかない動きをします。
しかし、自動売買プログラムはテクニカル分析に基づいて相場の動きを予測して売買を行います。
ですので、激しい動きに巻き込まれると、エントリーと損切りを繰り返してしまうのです。
相場に多少なりとも影響を及ぼす経済指標はほぼ毎日発表されるため、前もって経済指標カレンダーを調べておきましょう。
発表の前後は自動売買をオフにして対策できます。
自動売買プログラムによって得意不得意がある
自動売買プログラムには「レンジ系」と「トレンド系」があり、それぞれ得意不得意があります。
レンジ系の自動売買は、一定の値幅で上下の動きを繰り返すレンジ相場を得意とします。
例えば1米ドル円=109円~111円の範囲で上げ下げを繰り返す相場に対して、109.50になったら買いエントリーします。
そして、110.50円になったら売り決済する取引を繰り返す方法です。
しかし、レンジ系の自動売買は、チャートが右肩上がり(上昇トレンド)または右肩下がり(下降トレンド)を描く「トレンド相場」は不得意です。
なぜなら、トレンド相場は一定の範囲での上下運動を繰り返さないので、利確が一度しかできないからです。
そんなトレンド相場を得意とするのが、トレンド系の自動売買です。
上昇トレンドに対しては買いでエントリーして売りで利確、下降トレンドに対しては売りでエントリーして買いで決済することで利益を出すことができます。
トレンド系の自動売買は、逆にレンジ相場が苦手です。
なぜなら、レンジ相場を上に抜けたと思ってエントリーしても、再び下がってしまうので利確できないからです。
このように自動売買の種類によって得意不得意があるので、相場の状況に応じて使い分ける必要があるといえます。
自動売買のFX口座はこうやって選ぼう
それでは、実際に自動売買のFX口座はどのように選べばいいのでしょうか。
注目すべきは以下の3点です。
- スプレッドが高い「開発型」は避ける
- システム障害に強い「自己設定型」
- 「リピート注文型」や「ストラテジー選択型」はサポートが充実している
それぞれの選び方のポイントについて、以下で詳しくみていきましょう。
スプレッドや手数料が高い開発型は避けよう
少しでもたくさんの利益を出したいなら、スプレッドが狭い口座を使いましょう。
なぜなら、自動売買は裁量トレードよりも取引回数が多くなる傾向があり、その分コストがかかるからです。
一般的に、システム開発型を提供するFX会社は、開発費がかかる分スプレッドが高い傾向にあります。
FX会社としても儲けなければいけないので、スプレッドに上乗せして開発費を取り返そうとしているわけです。
また、スプレッドだけでなく自動売買を使うことで取引手数料を取られるFX会社もあります。
口座を開設する前に手数料のページや注意事項をよく確認しましょう。
システム障害に強い自己設定型・開発型
突発的なシステム障害に強い口座を使いましょう。
なぜなら、自動売買の途中で売買が止まってしまうと、損切りができず予想外の損失を被るリスクがあるからです。
完全に対策することは難しいですが、「24時間アクセスがなければ自動売買をストップする」や「重要度の高い経済指標の発表前後1時間は自動売買をオフにする」といったプログラムを組み込める自己設定型や開発型を扱う口座がおすすめです。
リピート注文型やストラテジー選択型はサポートが充実している
初心者でも安心して自動売買で運用できるように、ユーザーサポートが充実している口座を使いましょう。
リピート注文型やストラテジー選択型の自動売買は、取り扱うFX会社が開発したものや選んできたものであることがほとんどです。
FX会社としても、誰が作ったのかよく分からず、ユーザーに質問されても答えられないような商品を扱うわけにはいきません。
そのため、困った時にFX会社に対応してもらいたい人は、リピート注文型やストラテジー選択型を扱う口座を選びましょう。
自動売買におすすめのFX会社
最後に、自動売買に興味がある初心者におすすめのFX会社として、外為オンラインの「iサイクル注文」を紹介します。
外為オンライン「iサイクル注文」
自動売買をしていて気になるのが、「相場が動いたらどうするか」ではないでしょうか。
想定した動きから外れてしまった場合でも、利益を出せて損をしないのかですね。
「iサイクル注文」を使えば、あらかじめ設定したルールに従いつつ、相場が変動しても自動的に追従しながら売買を続けることができるのです。
参考サイト 外為オンライン
上記の図のように相場の動きに合わせて小刻みに売買を繰り返し、コツコツ利益を積み重ねるのがiサイクル注文の特徴です。
そのため、同じ相場でもより多くの利益が出せるのです。
さらに外為オンラインは全国で無料のセミナーを開催しており、参加者の98%が良かったと回答しています。
FX初心者や自動売買初心者でも安心して取引が始められると定評があり、2018年9月時点で口座数は53万を達成しました。
今なら「新規口座開設+一定の条件達成」で5,000円のキャッシュバックキャンペーンもあるので、興味のある人は外為オンラインに口座を作ってみてはいかがでしょうか。
もっと詳しく知りたい方はこちら▼
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FX自動売買とは まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、「自動売買の仕組みと種類」、「メリット・デメリット」や「選び方」、「おすすめのFX会社」について紹介しました。
再度まとめますと、
まとめ
- FXの自動売買とは、エントリーや決済のルールを組み込んだプログラムを使って、自動的にFX取引ができる仕組み。
- 自動売買にはリピート注文型など5種類あるので、それぞれの特徴を踏まえて自分に合ったものを選びましょう。
- 自動売買には「24時間自動で売買してくれる」「高度な知識が要らない」「感情と切り離してトレードできる」というメリット。
- 「ファンダメンタルズによる相場の変動に対処できない」「自動売買プログラムによって得意不得意がある」というデメリット。
- 初心者におすすめのFX会社は、「外為オンラインiサイクル注文」。
「自動売買は便利だけど、種類が多くて選び方が判らない」という人は、この記事の「自動売買のFX口座の選び方」を参考にして選ぶと、自分に合った自動売買が見つかるので、ぜひ自動売買に挑戦してみてくださいね。