2つのループイフダンの違うのか!?
実は、ひまわり証券はアイネット証券からループイフダンのシステムを貸してもらっているんだ。
ちなみに、表記も若干異なっており
アイネット証券は「ループイフダン」
ひまわり証券は「ループ・イフダン」
と表記します。
それでは、アイネット証券とひまわり証券のループイフダン、どこが違うのか比較してみましょう。
アイネット証券とひまわり証券のループイフダンを比較
取引通貨単位
おさらいですが取引通貨単位とは「取引するのに最低でも何円以上が必要」とFX会社に定められている基準です。
アイネット証券 | ひまわり証券 |
1,000通貨単位 | 1,000通貨単位 |
ひまわり証券、アイネット証券のどちらも1000通貨単位からの取引が可能です。
注意ポイント
アイネット証券の南アフリカランド/円と、メキシコペソ/円は10,000通貨からの取引になっています。
スプレッド
2社とも、レギュラー口座とループイフダン口座とではスプレッドが異なります。スプレッドを確認する際はループイフダン専用のスプレッドを見るようにしましょう。
2社とも各通貨ペアのスプレッドは以下の表の通りになっています。
通貨ペア | アイネット証券 | ひまわり証券 |
---|---|---|
米ドル/円 | 2.0銭 | 2.0銭 |
ユーロ/円 | 3.0銭 | 3.0銭 |
英ポンド/円 | 5.0銭 | 5.0銭 |
豪ドル/円 | 4.0銭 | 4.0銭 |
ユーロ/ドル | 2.0 pips | 2.0 pips |
スプレッドに関してはどちらの会社にも違いはありません。
通貨ペア
取引通貨ペアはアイネット証券のループイフダンのほうが数が多いのです。
通貨ペア | アイネット証券 (14通貨ペア) |
ひまわり証券 (5通貨ペア) |
---|---|---|
米ドル/円 | ○ | ○ |
ユーロ/円 | ○ | ○ |
英ポンド/円 | ○ | ○ |
豪ドル/円 | ○ | ○ |
ユーロ/米ドル | ○ | ○ |
NZドル/円 | ○ | ✕ |
カナダドル/円 | ○ | ✕ |
スイスフラン/円 | ○ | ✕ |
トルコリラ/円 | ○ | ✕ |
メキシコペソ/円 | ○ | ✕ |
南アランド/円 | ○ | ✕ |
豪ドル/米ドル | ○ | ✕ |
豪ドル/NZドル | ○ | ✕ |
NZドル/米ドル | ○ | ✕ |
アイネット証券のループイフダンは14通貨ペアの取り扱いがありますが、
ひまわり証券は5通貨ペアの取り扱いのみになっています。
アイネット証券 | ひまわり証券 |
14通貨ペア | 5通貨ペア |
メジャーな通貨のみ運用したいと考えている方はひまわり証券でも問題ありません。
スワップポイント
通貨ペア | アイネット証券 | ひまわり証券 | ||
---|---|---|---|---|
買い | 売り | 買い | 売り | |
米ドル/円 | 78 | -86 | 60 | -90 |
ユーロ/円 | -20 | 12 | -30 | 1 |
英ポンド/円 | 31 | -38 | 10 | -35 |
豪ドル/円 | 30 | -42 | 10 | -45 |
ユーロ/ドル | -103 | 87 | -100 | 70 |
※2019/6/11 調査
※アイネット証券は6/10より適用分、ひまわり証券は6/6口座反映分
この表でスワップポイントを比較してみると、アイネット証券のほうが少し有利なスワップポイントになっています。
しかし、英ポンド/円を売りで運用する場合はひまわり証券のほうがマイナススワップが少ないです。
自分がどのような通貨ペアを運用したいかでスワップポイントについて考えましょう。
損切り設定
ループイフダンでは。損切り注文をあらかじめ入れることがきる機能があります。
この設定にも両社で違いがありましたよ。
アイネット証券 | ひまわり証券 |
---|---|
「あり」「なし」選択可能 | 「あり」のみで固定 |
アイネット証券は損切り設定「あり」「なし」の選択ができます。
ひまわり証券は損切り設定が「あり」で固定になっています。
損切り設定「あり」のほうがいい人はどちらの会社でも良いと思います。
損切り設定が「なし」のほうが良い人は、選択できるアイネット証券のほうがオススメです。
取引ツール
ひまわり証券とアイネット証券のどちらもPCの「ブラウザ版」「ダウンロード版」と、スマートフォン用アプリ(iPhone、android)を提供しています。
入出金方法
アイネット証券とひまわり証券のどちらもネットバンクからの「クイック入金」に対応していますが、少し違いが出てきます。
アイネット証券(クイック入金) | ひまわり証券(クイック入金) | |
---|---|---|
ループイフダン口座へ直接振込 | 可能 | 不可能(レギュラー口座から振替) |
利用方法 | 取引システムのメニューから振込 | 取引システムのメニューから振替振込 |
口座反映タイミング | 即時 | 即時 |
利用時間 | 24時間 | 24時間 |
振込手数料 | 無料 | 無料 |
アイネット証券の場合はループイフダン口座に直接振り込まれます。
ひまわり証券の場合はクイック入金でレギュラー口座へ入金後、ループイフダン口座に振替えする必要があります。
出金に関してもアイネット証券はループイフダン口座から直接出金が可能です。
ひまわり証券はレギュラー口座へ振り替えてから出金する必要があります。
入出金に関してはより便利なアイネット証券がオススメとなっています。
【検証】全く同じ注文をしてみたら!?
今回はこのランキングでトップだった設定を使って検証していきます。
アイネット証券 | ひまわり証券 | |
---|---|---|
注文名 | ループイフダン(GBP/JPY S20) | ループイフダン(GBP/JPY S20) |
最大保有ポジション | 100 | 100 |
数量(1000通貨) | 1 | 1 |
損切り設定 | あり(選択可能) | あり(選択不可) |
どちらの口座資産もは300万円でスタートします。
この設定で同じタイミングで注文を出して約1か月間ほったらかしで検証していきます。
【結果】儲かったのは○○のループイフダンだった
では約1か月間ほったらかしにした結果を見ていきたいと思います
ひまわり証券の結果
まずはひまわり証券の結果を見ていきましょう
金額 | |
売買損益 | +7,935円 (内スワップ損益:-268円) |
評価損益(含み損) | -3,425円 |
総計 | +4,510円 |
アイネット証券の結果
次にアイネット証券の結果を見ていきましょう
金額 | |
売買損益 | +7,859円 (内スワップ損益:-307円) |
評価損益(含み損) |
-3,452円 |
総計 | +4,407円 |
結果!
ひまわり証券のほうが資産は増加しました。
では何がこの2つの口座の結果を分けたのでしょうか?
始めに解説した2つの口座の違いはスワップポイントでした。
今回は売りで入るトレードのため、マイナスのスワップが発生します。
こちらがひまわり証券のスワップポイントの合計です。
一番下の合計欄を見てみると、発生したスワップの合計が-367、精算したスワップの合計が-268となっています。
そしてこちらがアイネット証券のスワップポイントの合計です
発生したスワップの合計が-434.9、精算したスワップの合計が-307になっています。
これらを見てみると、ひまわり証券のマイナススワップが少ないため、結果的にひまわり証券のほうが利益が出たことになります。
今回は期間が比較的短いため小さな差額ですが、より長い期間でより多くの資金を投入する場合は大きな差額になってくることが考えられます。
また、違う通貨ペアでトレードをした場合にはアイネット証券のほうが有利なスワップポイントを得ることができる場合があります。
上の比較表を見比べてループイフダンを始めることをオススメします。
まとめ
- ひまわり証券のループ・イフダンがスワップ分、利益が多くなる
今回はひまわり証券とアイネット証券のループイフダンを比較しました。
基本的には同じサービスですが、スワップポイントであったり、通貨ペア、損切り設定などトレードに関して重要な要素で違いが出てきます。
自分がしたいトレードに合った会社を選んで利益を出せるようになることをオススメします。
はじめてなら【ひまわり証券】のループ・イフダン
スプレッド(米ドル円) | キャッシュバック | こんな人にオススメ! |
銭 | 円 | 初心者 |
取引単位 | 通貨ペア | 詳細 |
組 | GO |
ひまわり証券は、1,000通貨以下の取引手数料が無料の「ループ・イフダン」という自動売買が人気のFX会社です。
自動売買が初めての方や、裁量トレードで上手く成果が出せなかった方、仕事や家事をしながらチャンスを逃さずFXで利益を狙いたい方におすすめ!
ループ・イフダンは一度設定した売買条件に従い、エントリーと決済を繰り返す仕組みになっていて、トレンド相場に強い安定したシステムです。
ループ・イフダンは直感的にシンプルな操作で簡単に発注できるだけでなく、1,000通貨から始められるので、FXや自動売買の経験を積みながら少しずつ取引量を増やすことができますよ。
一問一答コーナー
ひまわり証券とアイネット証券のループイフダン、どっちが稼げるの?
ひまわり証券の方が、わずかな差でプラス益を出しています。
⇒詳しくは「【結果】儲かったのは○○のループイフダンだった」で解説しています。
ほとんど同じシステムなのに、どうして結果に差がついたの?
マイナススワップが少なかったことが理由です。
スワップポイントは額はFX会社によって異なるので、利益に差がでました。
⇒詳しくは「アイネット証券の結果」で解説しています。